説明
去年の話。何も知らない年齢というのは本当に都合がいい。僕の表向き芸能事務所の裏垢にアイドル志望の彼女からDMがあった。彼女のSNSをつぶさに確認し添付されていた彼女の写真を見て僕は瞬時にこのシナリオを描き実行に移した。最初はイメージ映像を試し撮りすると称し彼女と落ち合った。可憐さだけが凝縮されこの世に誕生した様な可愛い女の子・・・。僕の中で彼女の若く美しい存在は完璧だった。最初は不安を隠しきれない様子だったが、動物園という場所の後押しもあり次第に僕の表面上の人格を信じ始め心を許し始める彼女。その心の動きを感じた僕はさらに彼女の思惑を煽る行動に出た。アイドルへの最短の道は「こういう事」をみんなしているんだよと彼女に伝えた。すると意味が分からず困惑する彼女に「こういう事」の詳細を説明すると「えっ!?検索してもそんな話出てきませんが?」と、そんな話がないと言う返しにも「そんな損しかしない事実は誰も公表するわけないでしょ?」なんて言えば簡単に言いくるめられる年代と地域性。正直、こんな返しで言いくるめられるなんて笑いが止まらなかった。躊躇はするものの誘いに乗る夢見る美しい◯女。大自然の中で真っ直ぐに育った何も知らない女子◯生は本当に都合がいい・・・。・・・まぁ今となっては都合が良かったと言うべきか。まだなにも知らずに何にも染まってない原石の美◯女。日の目を浴びない今だからこそ僕はこの美しい◯女を犯した。その後も彼女を騙し犯し続け、他言しない様に彼女の友人まで巻き込み記録したのだが・・・。騒ぎ立てなければこんな事にならなかったものを・・・。詳細は記載できないがこの後起きた諸事情によってスマホ越しに眺めていた煌びやかなアイドルへの道は僕の手によって儚く消え去た日だった。