説明
連日の猛暑も落ち着き秋の風を感じ始めた頃。僕は趣味のカメラを片手に気の向くまま近所を歩いていた。ふと向こうの通りに目をやると最近できたのだろうか、今まで空いていたテナントにお花屋さんが入っていた。店先には開店祝いのお花が沢山並び、その名の通り華やな店先を演出していた。特に興味があったわけではないが、店前までいき色とりどりの綺麗な花で飾られた店頭の写真をパシャリ。すると中から店員さんがお花を持って店先に並べ始めた。黒髪ロングでどこか妖艶な雰囲気で綺麗な女性。僕は思 わず声をかけた。声をかけたと言っても「こんにちは」の一言。が、その女性は僕の挨拶に対し挨拶を返すどころか完全に無視をした。しかも僕を見ようともしない・・・。なんだこの失礼な女は。その場を去った後、どうも先ほどの事が頭から離れない。イライラがつのり時間だけが過ぎていく。仕方がない・・・僕は彼女に精一杯のお礼をする事にした。僕はある日彼女が1人になるタイミングを見計らい行動に移した。そして僕に逆らう事の出来ない弱みをエアドロップで彼女のスマホに送りつけ絶対服従の彼女にお礼をしてあげた。